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タミフルはインフルエンザの予防にも使用出来る

毎年3月から翌年の4月まで空気中の水分が少なくなる乾燥の時期ですが、その時期と同時に流行するのがインフルエンザです。
インフルエンザはインフルエンザウィルスに感染することで起きる病気で、その症状としては高熱とせきとくしゃみといった風邪の症状に倦怠感や頭痛と筋肉痛が起きます。

インフルエンザのリスクとして挙げられるのは、その感染力の速さと強さです。
インフルエンザに感染した人が体内で増殖する速度は他の感染症とは比べものにならないスピードで増えます。
その増殖した人のくしゃみや咳だけでなく、感染している人の触ったものに触れてしまい口や鼻に近づけたことで感染するなど感染経路の強さがあることです。
そのためインフルエンザウィルスに感染する時期になったときには、いかに感染しても症状を軽くすることが大事になります。
そこで同時期に医療機関で処方されることが多くなるのがタミフルです。

タミフルはインフルエンザウィルス治療薬として使われる薬です。
その仕組みというのはインフルエンザは鳥など別の生き物に移る際に独自の酵素を分泌して体を守りながら侵入するとともに、酵素は体内に侵入後にも体内で増殖できるように手助けをします。
このメカニズムはインフルエンザの毒性を支えているため、このインフルエンザが分泌する酵素の活動を阻害してしまえば守るものがなくなり増殖することができなくなることを意味します。

そこでタミフルはアジア地域の漢方薬の一種として使われる八角から特有成分を抽出して精製することによって酵素阻害物質を作り出します。
その酵素阻害物質を詰め込んだタミフルを服用することによって、体内で増殖を開始しようとしているインフルエンザの酵素を阻害します。
それによって増殖ができなくなり、増殖できなくなったウィルスは体が本来持っている病原菌に対しての抗体活動に徐々に駆除されていきます。
この流れを最低でも10日間を目安に服用し続けることで完治するという流れになります。

予防目的に使用するタミフルの服用方法について

酵素の活動を阻害することで完治を目指すのが、インフルエンザ治療薬であるタミフルの役目です。
これまでは発症した時に飲むことで症状を抑えるのが目的だったのですが、それとは別に感染していない健康な人が飲むことで予防効果を期待して服用することが増えています。

服用方法はタミフルを処方してもらったら、その日から連続で1日1回ペースで服用し最低でも10日間を目安に服用し続けることで予防効果が期待できます。
連続で1日1回ペースで服用し最低でも10日間を目安に服用するのは、この服用段階でウィルスに感染したとしても酵素阻害物質の効果によって繁殖できず症状を重くすることは無くなります。
そして服用期間が終われば、すでに体の中ではウィルスに対して抗体活動の準備が整っているので薬を飲まなくても症状を重くすることは無くなるためです。
そのため大学入試や就職試験など感染したくない時期から逆算して10日間前に処方してもらうことになります。
ただし実際に服用するためには、いくつか注意点があります。

タミフルは貴重な薬であるため、原則としてインフルエンザ発症者と一緒に生活しているか感染することによって合併症を引き起こして重症化してしまう分類に属している人です。
そして例外として先に言った就職試験や大学入試試験の時期において特例として処方してもらうことができます。
ただタミフルは第1種治療薬に属するので、その副作用が出た時のリスクを考えて医療機関で簡単に処方してもらえるのではなく事前に連絡をしてから処方してもらうという形になります。
そして費用も保険適用外で自己負担になる薬であり、実際に処方してもらう時の予算も最低でも1万円が必要になります。